◆一般の部（応募総数　570編）

両手におさまるほど小さくか弱い命に、
抱えきれないほどの大きな愛と希望を感じたその日、
私は父親となった。

 

母さんの笑顔は素晴らしい。
叱る時も笑顔がついてくる　宅急便をあけると　母さんの　笑顔が見える

 

もう一度だけ見たい、大切な人の笑顔。
もう一回だけ見せたい、あなたが好きだった私の笑顔。

 

週末届くいつものメール。
「今度いつ帰ってくるの？」急に母の手料理食べたくなった。

 

兄が事故死した時「６人の子供のうち１人失くしただけだよ」
と励ましたつもりだった。ごめんね　お母さん。

 

笑顔が絶えなかった母。
どんな子供達にも優しかった。その時は気づかなかった。

 

僕は君に何もしてあげられない　
でも、僕にもできることが一つある　それは、君の話をじっくり聞くこと

 

愚痴でもいいから話してみて。相談にのるから。ほら、もう解決だ。

 

おはようこそ平穏の確認。おやすみこそ安心の確認。あいさつこそ命の確認。

 

笑って　心を開いたら　苦手だったあの人の事が好きになれた。

 

実家から離れる日、やけに父は口数が少なく
別れ際に寂しそうな顔で頑張れと言ってくれた。父の愛情を知った。

 

あなたを初めてこの手に抱いた時、
小さな小さな命の重みに、うでがふるえたよ。

 

元気です。心配しないで。
ケータイに残る亡き母の声。消せずに今も月日は流れる。

 

あなたが生まれたとき　とてもとてもうれしかった　
涙があふれた　たからものだと思った　しあわせをありがとう