養成講座
ボランティア支援活動員の養成・研修
ボランティア支援活動員になるには
ボランティア支援活動員を募集しています。実際に、ボランティア支援活動員として活動いただくために、必要な知識や技能については研修を行います。募集するときは、新聞等に掲載します。
- 応募資格
原則として、年齢25歳~65歳までの方で心身ともに健康な方、秘密を守り、やる気のある方。
性別は問いません。
- 第一次審査 (書類審査、面接審査等)
- 約36時間の研修 (基礎講座)
- 第二次審査
合格された方が補助職員として登録され、その後研修を積み、理事会の認定を経て「支援活動員」として活動することになります。
センターが行っている 犯罪被害者支援活動をご存知ですか?
支援者の養成
被害者支援においては、支援に資する様々な法律や制度に関する知識や、犯罪被害者などの心身の健康を含めた被害を回復、支援するための知識・技能が求められます。このため内閣府の「支援のための連携に関する検討会」において全国どこでも一定のレベル以上の均質な支援が行われるためには、研修内容の統一を図る必要があるとされ、民間被害者支援団体における『研修カリキュラム・モデル案』が作成されました。
当センターでも、民間被害者支援団体における『研修カリキュラム・モデル案』に基づき、支援者の養成を行っております。
公益社団法人くまもと被害者支援センター
性暴力被害者のためのサポートセンター 人材育成システム
1 | 養成講座(基礎編) | 所定の申込み用紙と志望動機の作文提出 | |
期間 | 1回3時間×12回 計36時間 | ||
内容 | 基礎知識(被害者支援の歴史、被害者の心理、法的な支援等)※座学中心 | ||
対象 | 犯罪被害者支援に関心があり、支援を希望する者、職務として支援を学ばなければならない者 | ||
基礎コース8割出席者修了証を交付 3ヶ月間で3回以上の実地研修(実地研修:電話相談のモニター、裁判傍聴、電話相談ケース検討)を終え、理事長認定により補助職員(ボランティア登録)となる |
2 | 支援センター(被害者支援)専門コース (直接支援員候補) |
期間 | 専門研修 3時間×6回(6ヶ月間) |
内容 | 実地研修(電話相談、裁判傍聴、継続研修参加)広報啓発活動参加 | ||
対象 | 基礎講座(基礎編)を修了した者で直接支援員を目指す者 | ||
面接の上、認定(センター長・研修担当者)理事会の承認 |
3 | 直接支援員 | 期間 | 1年〜3年(月15日以内の支援活動) |
内容 | 電話相談対応(犯罪被害者相談員の指示を仰ぐ) 直接支援活動において副支援員として活動 広報啓発活動参加、事務局業務補助 |
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対象 | 直接支援員の認定を受けた者 | ||
研修 | 継続研修、検討会への参加、全国ネット質の向上研修、全国研修 | ||
支援活動実績、犯罪被害相談員の要件により認定(センター長・支援活動責任者)理事会の承認 |
4 | 犯罪被害者相談員 (コーディネーター候補者) |
期間 | 4年目以降(月15日以内の支援活動) |
内容 | 電話・面接・直接支援の主支援員を務める。支援計画を立てる 研修を補助する。内部研修の講師を務める 研修の企画運営を行い、後進の指導を担う(上級研修修了者) |
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対象 | 犯罪被害者相談員の認定を受けた者 | ||
研修 | 継続研修、検討会への参加、全国ネット質の向上研修、全国研修 | ||
支援活動実績、犯罪被害相談の要件により認定(センター長・支援活動責任者)理事長の承認 |
5 | コーディネーター | 全国被害者支援ネットワーク春期研修(参加要件の適する者をセンターが推薦する) |
2 | ゆあさいどくまもと(性暴力被害者支援)専門コース (電話相談員候補者) |
期間 | 専門研修 3時間×6回(6ヶ月間) |
内容 | 実地研修(電話相談、ケース検討、裁判傍聴、継続研修参加)広報啓発活動参加 | ||
対象 | 養成講座(基礎編)を修了した者で性暴力被害者支援の電話相談員を目指す者 | ||
面接の上、認定(センター長・研修担当者)理事会の承認 |
3 | 犯罪被害者相談員・電話相談員 | 期間 | 6ヶ月以降、一年毎の更新 |
内容 | 性暴力被害者からの電話相談対応 6時間交替のシフト制、継続研修・ケース検討会への参加 | ||
対象 | 養成講座(基礎編)を修了し、性暴力被害者支援専門コースを受け、相談員の認定を受けた者 | ||
面接の上、認定(センター長・研修担当者)理事会の承認 |